あひるのひとりごと

国指定の難病であるSLE(全身性エリテマトーデス)患者だけど、精一杯生きてます。大好きな植物さんのこと、ルーマニアの伝統楽器パンフルートのこと、夢の実現への足取りや、そのほか想うこと…書いています。

「BGMの効用」

 皆さんこんにちは。片頭痛持ちのYama-hitujiです(泣)。

 

 唐突ですが、皆さんの家の中の雰囲気って普段どんな感じですか?

 

 何となく賑やかという家もあれば、常にバタバタしている家、シーンと静まり返っている家もあれば、穏やかで温かい家もあるでしょう。

 うちは何だかキンキンしているというか、どこか落ち着かない家、という感じです。

 人がいる時はテレビが常に中心で、いつも何となくかかっているし、会話といっても常にだれかの批判や文句に終始していたり、はてはただ単にお笑い番組で笑っていたり。「悪口や批判ばかりしている人からは離れなさい」というのが運を良くするコツだとか、自律神経を整える秘訣とか言われている昨今、家中にそれが充満しているのはあまりいい状況ではない。かといってそれを同居家族にやめてくれとは言えないし、ただこのままサブリミナル的に聞き続けるのも嫌だなと~どうしたものか?とずっと考えてきました。実家にいた頃は一日中ラジオが家に流れていましたが、今の山の家では電波が悪いのでそれも出来ないし...。

 

 で、どうしたか?

 

 スマホに変えてから一年ほどはそれで音楽を聴くということもなかったのですが、一昨年の年末ごろからでしょうか、ふと、「あ、スマホでいろんな曲を検索して聞けばいいんだ」と気付いて聞くことにしたのです。

 最初は好きな曲を繰り返し聞いていたのですが、段々飽きてきました。また、歌詞付きの曲やなじみの曲は、聞きながら行う作業に少なからず影響を与えてしまします。そこで最近は喫茶店などで使われるスローのジャズやボサノヴァのBGMをランダムに聞くようになりました。風呂掃除のときにかけたり(この湿気にやられたのか一代目のスマホが正月明けにダウン)、料理を作りながらかけたりイヤホンで聞いたりとひたすら聞いています。持ち運びも出来て好都合。

 これで何となく入って来る耳障りな言葉もシャットアウト!もともと喫茶店などのBGMは隣のテーブルの会話などをお互いマスキングする目的もあるものでしょうから、効果は抜群です。何となくイライラすることが減ってSLEにもいい効果ありかも??

 

 ちなみに、いわゆる環境音楽や自然音楽、自律神経に効くとか、何とかヘルツが良いだの、癒しの音楽だのと言う「特別な音楽」も試してみましたが、日常のシーンで聞くべき音楽ではないのだなぁと感じました。ヨガや瞑想をするときや、いわゆるサロンなどで流れるのにはいいのでしょうが、日常の中では雑踏のような「人の息づかい」が感じられることが、いちばん、安心できるのだと思います。明るめのジャズやボサノヴァなら、嫌いな人は少ないでしょうし、他人がいる中でも流れていても違和感がないのがいいです。

 

 自分の今いる環境を変えたいなぁとお思いの皆さん。まず、音楽を変えてみることをお勧めします。アロマで癒しを得る人もいますが、敏感だったり好き嫌いが激しい人もいるので、イヤホンで閉鎖的に楽しめる音楽の方が、個人個人お互い迷惑かけないのでいいですよ。

 

 それでは、また。